最近、障害施設の利用者の性的被害のニュースを目にするにあたって、デイサービスの送迎車の監視をしっかりしてもらいたいと思いました。そこで気になったのが、車内カメラの義務ってあるのかな?といった点です。
早速調べてみました。といっても、調べてもわかるかもしれないけれど、直接福祉課に行って話を聞いた方がわかりやすいと思ったので、2日前に福祉課に行って直接聞いてみたので、共有したいと思います。
放課後等デイサービスの車内カメラの装着の現状
まず知りたかったのは、デイサービスの送迎の車に車内カメラが付いているかどうかでした。お友達のママに聞いてみたところ、デイサービスでも付いているところと付いていないところがあるらしい。
娘が利用しているデイサービスの送迎のときにも聞いてみました。すると、そのデイサービスでは車内カメラは付けていないとのお話でした。すごく不安になります。
つまり、デイサービスによって車内カメラを取り付けているところと、取り付けていないところがあるわけです。もちろん事故防止の観点から、車外を映すカメラは取り付けているそうでした。
ところで、何も知らない私は、どうしてカメラを取り付けているところと、取り付けていないところがあるのかな?と思い、福祉課で聞いてみたわけです。
現在放課後デイサービスの送迎車には車内カメラの義務はない
福祉課によると、現在は放課後等デイサービスに、車内カメラを取り付ける義務はないとのお話でした。なぜだろう?これだけ世の中で、送迎の車の中での暴行が行われているのに。
もしものことがあったらどうなるのだろう?もしも、子供のお腹が大きくなってきたら?そんな話はあるわけないと思いたいけれど、実際にそんな事件は日本全国探せば出てくるかもしれない。
そんな事件がたくさん起こって、初めて車内カメラの取り付けの義務化が行われるのか……。その間にどのくらいの子供たちが被害にあわなければならないのだろうか……。
そんな不安が頭の中でぐるぐる回っていました。すると福祉課の方がこんなことを言いました。
車内カメラを取り付けるデイが少ない理由
実は、放課後等デイサービスでは、さまざまな助成があるから設備をある程度整えられるそうな。だから、もともとお金持ちの企業が放課後等デイサービスを始める場合、設備投資にお金をかけられるわけです。
一方で、財政が苦しいデイサービスの場合、助成がなければ無駄なお金を使えないわけです。なぜなら送迎は、各デイサービスで行っているサービスの一つだからなのだそうでした。
つまり、保護者が送り迎えするのが基本的な感じのようです。しかし働いている保護者にそれは難しいので、デイサービスでは付加サービスとして送迎を行っていることになります。
義務化ができない理由は助成がないから
福祉課では、義務化するとなると助成が必要になるのだそうですが、今はコロナや高齢者の問題などで、ポンポン助成を出せないのかもしれません。確かに車内カメラは高いですし、痛い出費になるかもしれません。
でも犯罪や冤罪をなくすためには、車内でどんなことが行われているのかを、音声付きで記録してもらいたいのが本音です。そこで翌日デイサービスの方に聞いてみました。
すると、カメラも重要だけどもっと重要で深刻な問題があるのだそうでした。それを聞いて私も他人事ではないなと感じました。それはこの記事を読んでくれているかもしれない方々も一緒です。
12月からガソリン代が200円に跳ね上がる
北の国が侵攻とかいろいろともめていますが、そのおかげでガソリン代の高騰が世界中で起こっていますよね。日本でもガソリン代がかなり高くなってしまいました。90円台の時代が懐かしいです。
現在、35円の補助が国から出ているので、今の価格でガソリンを購入できるのですが、これが段階的に外されていきます。そして12月には全ての補助が外れ、本来の価格である200円に戻るわけです。
先ほども言いましたが、デイサービスではサービスで送迎を行っています。ガソリン代が上がったら送迎ができなくなる可能性も否定できません。そうなったら利用者はどうすればいいのだろう?
長くなりますが、もう少しお付き合いください。
同じデイサービスでも高齢者施設は補助が出る
実は高齢者施設でも同じようにガソリン代がかかります。でも、12月からの補助がなくなると、ガソリン代が逼迫してしまうのも同じなのに、なんと高齢者施設は申請すれば補助が出るのです。
他の県はわかりませんが、高知県では高齢者施設のガソリン代の補助が出るのです。でも放課後等デイサービスには出ないそうです。これって差別なのでは?と思ってしまう。
利用頻度はどちらも同じだと思います。田舎だし遠くの利用者もいます。なのにどうして高齢者だけ優遇されるのだろう?すごく不思議で、なぜなのだろう?と頭をひねります。
国?県?の考えることはわかりません。高齢者を手厚くすればお金が入るからかとも思いましたが、どうやら頭のいい学者さんだかが、資料を持って市役所に行ってお偉いさんに直談判したそうです。
頭のいい人が直談判すれば言い包められるのね、と単純に思ってしまったのですが、とにかく車内カメラも重要ですが、送迎ができなくなるのも不安です。しかしあきらめずにいろいろと福祉課と相談していきます。
長い記事を最後まで見ていただけた方には、心から御礼申し上げます。次回は、福祉課の方に頼まれたお話をします。これも協力者が必要なものなので、ぜひ一読していただけると幸いです。