【職業訓練】特別支援学校には農作業の授業がある

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特別支援学校の授業は一般的な学校とは違う授業が行われます。障がいのレベルによって授業の内容は違いますが、実は農作業も授業で行われているのです。

農作業は低学年から始まる

娘の学校では小学校低学年から農作業をしていました。3年生頃から始まったような気がします(忘れてる)。最初はラディッシュなどを持ち帰ってくれました。

なので学校の準備品の中には長靴があります。畑の土は柔らかいし雨が降ったりすればぬかるむので、長靴は必需品だからかもしれません。どろんこ遊びするからかも?

土を耕し種を植えて雑草を抜き水を与え、収穫して持ち帰るわけです。最初は何故?と思ったけれど、今考えれば将来の職業訓練もかねているのだと思います。

中学部ではもっと多くの職業訓練を受ける

皆さんは商業施設で清掃作業をしている方を見たことがあると思うのですが、実は清掃作業に従事する障がいを持つ方もいます。彼らは支援学校で清掃業に携われるように訓練を受けているのです。

娘の学校でも清掃作業に従事する子のために、訓練をしている分校があります。そこではある程度話せて作業を理解できる子供たちが毎日訓練を受けています。

うらやましいですが、娘は会話が難しい重度の障がいを抱えているので分校には行けません。しかし娘なりに頑張って農作業をしています。収穫した農産物を持ち帰るたびに嬉しくて大切に頂いています。

学校やデイサービスでは様々な体験をしています

学校ではスーパーに皆で行って買い物学習をしています。スーパーの方にはいつも協力していただき感謝しています。周囲の方も温かく見守ってくださりありがたいです。

欲しいものはお財布に入っているお金の範囲内で買い物するので、ひとつくらいしか買えません。それでも娘はちゃんと自分が欲しいものとお財布の中身を照らし合わせて買い物をしているようです。

しかし、私と買い物に行くときには財布はママが持ってるから何でも買えると思うらしく、次々と籠の中に入れてしまいます。でも最近は3つまでよ!というと、考えて籠に入れるようになってきました。

デイサービスでは工芸・手芸を体験

普段は近くの公園や海などに行って遊ばせていただくようですが、たまに工芸や手芸の体験をしてきます。この間は紙すきを体験して和紙を作って持ってきてくれました。

私すら体験した経験がないことを娘が楽しそうに体験している動画をいただき、うらやましいと感じることもしばしばです。家ではあまりいけない場所に連れていっていただけるのもうれしいですね。

手作りのアクセサリーを作ってきてくれたり、マグネットなどを作ってくれたりもするので、私は大切な宝物がどんどん増えます。捨てられない悩みはありますが、非常にありがたく使っています。

特別支援学校やデイサービスはメリットが多いと思う

個人的に特別支援学校やデイサービスを利用するのはメリットが多いと感じます。娘は日曜日を除いて毎日デイサービスを利用しています。その間私は仕事も家事もできます。

私が連れていってあげられないところに行けるし、美味しいものも食べてこれます。なので私は日曜日に公園に行って一緒に運動してお弁当を食べるだけなのです。

もしもデイサービスを利用していなければ、午後3時には自宅に戻ってきて過ごさなければなりません。大きな身体でも脳年齢は3歳程度と言われています。我が子ながらお世話は大変なのです。

なので非常に助かっています。もしも障がいがあってデイサービスを利用していないのならば、利用を検討してみるのもおすすめです。成人するまで自分で世話をするのも立派だと思います。

しかし、保護者もホッとできる時間が必要ですよね。だからこそデイサービスの利用をおすすめしますし、色々な体験や職業訓練を受けられる特別支援学校もおすすめします。

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