自閉症ちゃんの肥満対策はしっかりしないとまずい!

自閉症スペクトラム障害

昨日はお天気も良かったので、娘を連れて公園に遊びに行きました。新型コロナウイルスに感染する人の数が減ったここ高知県では、昨日までに4日連続で感染者数が0人!このまま続いて欲しいです。

今回は、自閉症スペクトラム障害の娘の肥満と肥満対策をどのようにするか、について少しお話していきたいと思います。

自閉ちゃんの肥満の問題は意外と皆悩んでいる?

 

娘は現在小学校5年生です。毎週のように体重測定を行っているようですが(学校で)、毎回言われるのが「体重が増加しています」という話です。うーん、個人的には育ちざかりだし良いと思うんだけど、医学的にはあまりよろしくないらしい。

確かに1カ月で5キロとか平気で増えるので、小児性の糖尿病が気になるところなのですよね。しかもうちの子は療育センターで「リスパダール」というお薬を処方されているので、太りやすいのは事実なのです。

リスパダールについては後日また記事にしたいと思いますので今回は端折りますが、それ以前に小学校に入ってからは好き嫌いがあまりなくなったので、とにかくよく食べるというのが原因になっているのは事実です。

実は自閉症スペクトラム障害のお子さんて、意外とぷくぷくちゃんが多い感じがします。もちろん痩せているお子さんもたくさんいますけれど、娘のクラスではどちらかというと皆発育が良さげです。

娘の偏食と過食はいつ変わっていったのか?

 

そもそも娘は超偏食でまともに食事をしたことがありませんでした。保育園から小学校2年生までは赤ちゃん用のミルクとトースト以外は口にしませんでした。お菓子すら食べてくれなかったのでとても心配しました。

小学校2年生まではまぐまぐを使ってミルクを飲んでいたし、水はもちろんジュースすら飲みたがらなかったので、本当にガリガリのお子さんだったのです。マジでネグレクトしていると思われていたかもしれませんね。

でも学校に通うようになってからは少しずつ食べるようになりました。そのうち自宅でも食事を食べられるようになったのです。もちろん全ての食材を食べられるようになったのは最近です。

すると、みるみる内に成長してきて、今では入る服が一着もないくらいに……。まぁ巨大化した感じです。今着ている服は全て大人用です。

偏食がなくなったら出てくるのが肥満の問題

 

成長はとても嬉しいです。なんでも食べてくれるようになったので(とはいっても食べないものも多い)痩せてかわいそうというのは無いのですが、今度は体重増加が止まらないという問題が起こります。

でもまだ成長記真っ盛りなので、体重が増えていてもあまり気にする必要はないかと思いますが、大人になったら困ってしまうので、今からセーブできるよう訓練していかなくてはなりません。

なぜかというと、娘は満腹中枢があまり発達していないからです。つまりいくらでも食べようとします。例えば飲み物を飲もうとするのですが、飲み過ぎてぴゅーッと吐き出すまで飲んでしまいます。

なので、ある程度の量を見て「もうお腹いっぱいね!ここでストップします!」という感じで止めてあげなくてはならないわけです。苦しむのは本人ですから大人が見ていなくてはならないわけです。

セーブの仕方はその子に合わせて!

 

娘の場合は「はい!もう終わり!ごちそうさまでした!」というと、両手を合わせてペコリとご挨拶して終わります。この切り替えを行うにはポーズ(両手を前に合わせてお辞儀をする)が必要です。

もちろん娘の場合なのであくまでも一例としてとらえて欲しいです。中にはお皿の食べ物がなくなったら終わりという教え方をする方もいるでしょうし、テーブルを片づけたら終わりというケースもあるからです。

特に満腹中枢の発達障害がある場合はセーブさせるのが大変なので、できるだけ早い段階でセーブの方法を身に着けておく方がいいかもしれないですね。もちろんそんなこと必要ないに越したことないのですが……。

ということで、今回は娘の肥満の問題と実際にどのようにセーブしているのかをご紹介しました。食欲旺盛なお子さんは必ず肥満の問題が起こると思うので、今からセーブする方法を身に着けておくのがおすすめです。

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