福祉課の方から叔母の件でお願いがありました

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育児の話ではないのでどこで記載しようかと迷いましたが、福祉関係のお話なのでこのブログでお話させていただこうと思います。これは先月に起こったお話です。

叔母は中学生のころから慢性腎不全を患っており、その頃から生活保護を受給しております。しかも難病なのでそもそも成人しても仕事に就く事ができないので、生活保護に頼るしか生きる道が無かったのです。

私が関わってお世話をするようになってから、早や7年が過ぎようとしているのですが、その当時から何か体調に異変があると、すぐに病院で調べてもらおうとする方でした。

それこそお尻が痛けりゃ肛門科、目が痛かったら眼科、お腹が痛かったら内科、足がおかしかったら成形といった感じです。最初は私も不思議と思わず付き添っていましたが、とにかく1年中あっちが痛いこっちがおかしいと病院通い。

検査をするも結果は「全く異状なしです」という感じ。

酷かったのは去年(毎年すごい回数なのですが)1カ月に5回も6回も検査、検査、検査、検査!そのたびに私が駆り出され、結果は何も異常なしな状態が続いていたのです。

今年に入ってからは少し大人しくなったのですが、それでも年明けてすぐに大腸検査を受けたときはほぼ半日検査に付き添っていたので、ほとほと疲れてしまいました。

すると、先月の終わりに福祉課から電話が入りました。福祉課の担当の方からの電話で、叔母の目の病気を難病指定にして欲しいと言うのです。なぜ今更?と思ったので訪ねてみると、こんな答えが返ってきました。

生活保護世帯が急激に増えている

担当者の話によると、新型コロナウイルスの影響で失業者が増えていて、失業した方の多くが生活保護を受給しているのだそうです。そして生活保護受給者になると、医療費が無料になるため、多くの生活保護世帯の方々がこぞって病院通いを始めるらしい。

今まではお金がかかったから病院に行くのを控えていたけれど、生活保護になると無料になるから今のうちに悪いところを全部治療しようと考えるらしく、一度病院に行きだすとキリがないほど行くらしい。

それで福祉課の財源がどんどん減ってしまっていて、このままだと医療費を出せなくなってしまうという話でした。で、難病を患っている方は、難病申請をすると福祉課以外の部署から財源を得られるらしいのです。

なので急遽難病指定の申請をして欲しいとの話でした。なんというか、確かに無料になるから病院に行き放題なのですが……。実は私もシングルマザーなので医療費は無料ですけれど、ほとんど病院に行きません。

病院嫌じゃね?と思うのもあるし、必要のない検査を受けることで時間がもったいないし、逆に具合悪くなったりしないのかな?と思ってしまう。

この間、ちょうど半年くらい前かな、胃が痛くて夜中に病院に担ぎ込まれたけど、その痛みもいまだにあって、今も痛み止めを飲んで我慢している状態です。だって原因がわからないので検査しても意味がないと思うからです。

原因は実母との同居、叔母の介助、重度の障害を持つ娘のお世話、コロナで思うように仕事が取れず、これからどうしようかと常に悩んでいるので、その諸々のストレスが原因だからです。ただ胃がつるつるなので胃がんになりやすいらしい。

なので定期的に検査を受けなくてはならないけど、それすら嫌なのに……。

とにかく、私の話は置いておいて、今福祉課では生活保護世帯の方一人一人に電話をして、医療費が出せなくなる恐れがあるので、説明をしている状態なのだそうです。とても言いずらそうにしていたのが印象的でした。

人は上げた生活レベルを落とせないと言います。生活保護がレベルを上げたことにはならないけど、無料で病院を利用できるのを一度味わうと、キリなく通い続けるのもわかる気がします。叔母がそうですから。

というわけで、今日は福祉課が財源が減り続けて大変だというお話をしました。健康って本当に大事ですけど、病院に行く前に普段の生活を見直して、病院に行かなくても済むように心がけたらいいかなと思います。

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