自閉ちゃんを遊ばせる公園選びは大変

自閉症スペクトラム障害

年末ですね。あっという間の一年でした。みなさんも忙しい年末を送られているかもしれませんが、我が家の大みそかは洗濯から始まりました。ひと段落ついたので今日は公園選びをお話しします。

自閉ちゃんの公園選びは意外と大変

別に子供はどこで遊んでもいいと思います。彼女はどこでも遊べる公園ならきっと喜んでくれるはずです。しかし娘にはちょっとした特徴があって、公園選びは非常に大変です。

興奮してもしなくても大きな声を出します。そのためほかのお子さんがいるとビックリさせてしまうので、なるべく人がいない公園を探す必要があるのです。

小さなころは、人がいない公園といったら夕方で小雨が降るくらいのお天気を選んで連れて行きました。保育園が終わってから5時頃に公園に行きます。

その時間になると子供たちを遊ばせる親はあまりいません。夏は涼しくなっていいかもしれないけど、冬は死にそうなほど凍えてしまいます。だから子供と必死に動き回りました。

特に重宝したのが空港の公園でした

高知の竜馬空港のすぐそばに公園があります。トリム公園とグランドに付属している小さな公園です。この公園は本当に今でも娘の遊び場になっています。

そんな話をママ友さんに話したところ、同じように小雨の降る夕方に公園に連れて行っていたと聞きました。自閉ちゃんの保護者はみなさん公園探しに苦労しているみたいです。

でも実は子供のためといいつつ、本当は自分のためでもあります。それは他の人に自分の子供を見られたくないというものです。これは私だけかもしれない。

それと小さなお子さんでも「ママ―!」と話しているのを耳にすると、うらやましいという気持ちが浮かんでしまうのも厄介ですね。でももっと辛いことがあるから人がいない公園を選びます。

健常者の子の差別的な行動

それはいわゆる健常者のお子さんの行動です。何度かこのブログでもお話していますが、娘は順番を守ります。ほかの子が来るといったん自分はやめて順番を待つのです。

でも健常者の子供さんは絶対にどきません。娘が待っているのを見ても知らん顔で遊んで変わってくれないのです。それを見ている保護者も知らん顔しています。

その憐れんだ顔やバカにしているような態度に腹が立つのです。もちろんそんなつもりはないのかもしれませんが、にやにや笑って娘が乗りたいと主張して私が「待ってね」というのを見るだけです。

子供に交代しなさいもいいません。今まで出会った健常者といわれている子供さんは、誰一人としてどこうとしないし親も注意しません。こんな経験ばかりなので人がいるところは避けます。

最近行く公園はいいたくありません

すごく遠く(車で2時間くらい)の場所にある公園は、いつ行っても遊ぶ場所がかち合うことはありません。だから毎週そこに連れて行きます。かなり遠いですが心が安らぎます。

いじわるな健常者の子供さんもいないし、順番を守らなければならない遊具もあるにはあるけど、そこでは遊ばないので問題はありません。

実は最近、その公園で同じように障がいのあるお子さんを連れてきている方がいて、お話もできました。すごく楽しかったので選んで正解でした。

その方も公園探しは大変だといっています。個人的に子供を奇異な目で見られるのも嫌だし、順番を守ってくれない子供にも保護者にも辟易しています。

でも環境が整っている公園もあるので、皆さんもそんな公園を探してぜひ子供さんと思いっきり楽しんで欲しいです。ちなみに我が家では買い物もいまだに一緒に行きます。

周囲にビックリされるけど、いい学習になるし子供も楽しみにしてくれます。「お買い物に行く人」と聞くと「はーい」と元気よく手を上げてくれるので、一つだけお菓子も買ってあげてます。

決まりを作ってそれを守ればご褒美があるのは子供にとってもいいと思っています。多分大人になっても買い物には連れて行きます。私のたった一つの楽しみでもあるからですね。

といった感じで今回は公園探しについてお話ししました。来年はもっと有益な情報をたくさん共有できたらいいなと思います。忙しくてなかなかほかの自閉ちゃんの保護者さんのブログに行けません。

でも交流を持って情報交換ができたら嬉しいですね。では良いお年をお迎えください。

タイトルとURLをコピーしました