今回のお話は、自閉症スペクトラム障害や重度知的障がいとは関係がありません。娘の持って生まれた特性?能力?と、遺伝性のものです。怖いお話が苦手な方は別の記事をサクッと読んでくださいませ。
私の親の代から受け継ぐ特殊系の能力について
簡単にいってしまえば、いわゆる『霊感』ですね。これは娘に限ったことではなくて、私の父親がそもそも霊感のある方でした。
私が小学生のころに、お隣に住んでいたご家族の奥様が○倫の末に、富士山のふもとで練炭による○中で亡くなりました。私が小学4年生?6年生?頃のお話です。
ご○体が発見されてお通夜を行った日の夜、眠っている父の枕元にお隣の奥様が正座をして佇んでいたそうです。そして父に「ご迷惑をおかけしました。息子をよろしくお願いします」といったそうです。
父は「わかりました」と伝えたそうですが、奥様はスッといなくなったのだと話しました。その能力を子どもたちも引き継いでいます。面倒な話です……。
私の受け継いだ能力について
私はハッキリと見えるわけではありません。でも近くに何か来ると察します。ん?誰かいるなぁといった感じ。なぜわかるのかというと、臭いがするからなのですね。
時には腐敗臭がするので気持ち悪くなります。以前住んでいたマンションは割と頻繁に腐敗臭を感じました。そもそもその部屋は他の部屋よりも家賃が安かったので、恐らくどなたかが思いを残して亡くなったのかも?
しかもキッチンで倒れて亡くなったのかなと思っています。というのもキッチンの前にある部屋はすりガラスでしたが、夜中になるとキッチンの方で人の気配がめっちゃする!
怖くなった私はちょうど気配を強く感じる場所にカウンターを置きました。すると気にならなくなったのです。ところが、娘が1歳のとき、気配を感じてブルっていたところ、娘がとことことその場所に行き、じっと不思議そうにそこを見つめていました。
もう一つある能力が写真に撮ること
私は写真を撮るのが好きで、中学生の頃は写真部というふざけたクラブに所属していました。あちらこちらに行って写真を撮影し、学校で現像するといった活動をしていました。でもその頃には変な写真は撮れなかった。
その理由が、うちは貧乏で母が子どもにカメラなどといった高級品を与えてくれなかったためです。私はみんなと出かけてボケーっとしているだけの活動だったのですね。
おかしいと思ったのは最初の結婚をしたときでした。写真を撮影すると不可解なものが写るのですね。妹と甥っ子が川で遊ぶ写真を撮影すれば、白い光が右から入って真ん中でくるっと回転し、左へ抜けていく連続写真が撮れました。
さらに母と当時の旦那を撮影したところ、二人の間に黒とオレンジの竜巻みたいな帯が出て、その中に男の人がバッチリ写っている写真も撮れました。
そんな私の娘もどうやら何かしらの霊感を持って生まれてきたみたいです。
娘はガッツリ見えるタイプだった
なぜ?と思うほど、娘はガッツリと見えるタイプらしい……。実は私の今暮らしているところは3LDKなのですが、キッチンの脇の部屋のふすまの天袋に強い気配を感じるのです。
娘も天袋をじっと見て最初は泣き叫んでいました。そしてある日の深夜、私が押入れの前にベッドを置いて眠っていたときです。私は娘の方を向いて眠っていましたが、ものすごい気配を感じてビビッていました。
なぜか頭にその気配の映像が浮かんできて、長い髪の毛で顔が見えない赤い服を着た女性が、正座をして私の後ろにたたずみ、じっと私を見つめているといったイメージです。
怖くなった私は「娘が起きないといいなぁ」と思いました。その頃には見えているのだなと分かっていたからなんですけど……。
突然目を覚まして泣き叫ぶ娘に焦る!
あり得ないと思うのですが、突然娘が目を覚まして私の後ろをじっと見つめ、いきなりわーーーーーっと泣き叫びました。私は焦って「大丈夫だよ、大丈夫!怖くないのよ」といいました。
わーわー怖がって泣く娘に「人は身体がなくなったら皆こうなるのよ、だから怖がらないであげてね」と説得?を試みました。私には顔が見えないのでわからなかったけど、もしかしたら出血したりケガしていたのかもしれない。
だから、「ケガしているの?早く治るといいね」とかおかしなことを口走っていました。すると気配が消えて娘も泣き止みました。実はこの女性、2回ほど出現しているのです。
最初のときは、覚えたての「いるー!」と「いやー!」を連呼したのでかなり焦りましたけど……。
天袋の幽霊さんたちと友達になる娘
みなさんは幽霊というと、夜に出ると思うかもしれませんね。でも実際には昼でもいます。うちのキッチンわきの部屋の天袋の幽霊さんは、いつでもそこにわちゃわちゃいるのです。
最初は怖がっていた娘でしたが、最近は真っ暗な部屋の天袋に向かって「えへへ~」といったり、踊って見せてキャッキャと笑ったりしています。じっと天袋を見つめてニコニコしたりもしています。
うーん、とうとう幽霊さんと仲良くなったかぁ、と思った私は写真を撮影したところ、たくさんの目がありました。思わず「目だけなんかい!」と口にしましたが、娘にはもっとはっきり見えているのでしょう。
しかし、目の数を考えると天袋には8人くらいいる計算になるんだよなぁ……。
今では暗い部屋でも楽しそうな娘ちゃん
天袋のお友達がいるので、娘は奥の和室が大好きです。実はその部屋で眠るとすごくよく眠れます。私もですけど……。怖くないんですね。でも壁ドンや壁ガンをするので寝る部屋は替えました。
それでも娘は天袋が大好きで、毎日暗い和室の娘用ソファーに座り、天袋に向かって笑ったり話しかけたりしています。私も娘と遊んでくれるので「ありがとうございます」と話しかけたりしています。
怖い幽霊ばかりじゃないんだなぁとか思っていますが、赤い服の女性がどこに行ったのかは不明です。そうそう!最近流行っているゴーストチューブというアプリを試してみたこともあります。
そしたら「道に迷いました」という言葉と「バカ!」という言葉をいただきました。ほんまかいな?と思ったけど、意外と楽しかったので一人の時にまた遊んでみようと思っています。
しょうもない能力だけど万能ではありませんね
実は、会いたい方のことを思っても、一度も夢に出てきてくれません。一昨年亡くなったおばあちゃんや、一昨年亡くなった大好きなお友達のことを考えて眠りますが、夢には出てくれません。
もしかしたらすっかり成仏されたのかもしれませんね。思い出すととても悲しいですが、一度だけ不思議なことがありました。私がお友達を思い出して泣いていたとき、背中に温かい感じがしたので娘を見ました。
すると娘が私の後ろをじっと見つめていたのです。娘も何度も会ったことがある方だったので、もしかすると私が思い出していたから近くに来てくれたのかもしれないですね。
で、「○○さん、今日は満月だから月がキレイだよ」といって月の写真を撮影したら、レンズのすぐ前あたりに大きな光の玉が写りました。顔ではなくて残念だけどきっとお友達だと確信しています。
大事にとってあるその画像は、いつかお見せしたいですね。ということで、私の家はちょっとした霊感家族だというお話をしました。この記事を読んでくれた方が多ければ、家族や私に起こった不思議な体験を書いていこうかなと思います。