自閉症スペクトラム障害 男の子と女の子どっちが大変?

自閉症スペクトラム障害

娘は現在小学校5年生です。体つきも女性らしくなってきました。丸みを帯びた体つきになってきたので、生理がいつくるのかと不安に感じていましたが、先月とうとう生理がやってきました。

だんだん大人の女性になってきた娘ですが、恐らく私だけではなく障害を持って生まれたお子さんを持つ親御さんは、私と同じような不安を感じていることでしょう。

今回は娘への不安と同時に男の子と女の子はどちらが大変なのかについてを、実際にこれまで見てきたことを踏まえて考えてみたいと思います。

自閉症スペクトラム障害の女の子

女の子だということに対しての不安は何といっても妊娠する可能性があるという点です。何をされてもわかりませんし、されても私にそれをいうことができません。

ある日突然お腹が大きくなってきて、妊娠していたなんてことが起こるかもしれません。実際にそういう事件が多々あるのも耳にしています。相手は同じ障害を抱える男の子ばかりではありません。

実は介護の職員による暴行の方がはるかに恐ろしいことなのです。だから女の子を持つ親のほとんどが、女性だけの職員の施設に入れたいと思うわけです。

中にはとても可愛らしい子もいますし、体つきが良い女の子もたくさんいます。何をされても基本的には激しい抵抗をするわけではないので、言い方が悪いけれど騙しやすいのかもしれません。

とにかく将来施設に入れるのが怖くて仕方がありません。全ての職員がそうだとは思わないけれど、そういう目で見る男性職員が少数でもいるのは事実です。

一方男の子は?というと、やはり力が強いという点と女性に対する行動でしょう。

自閉症スペクトラム障害の男の子

聞いた話によると、女の子に恋愛感情を持つという子もいれば、身近な大人の女性が好きというタイプもいます。その代表がお母さんが大好きというものです。とても微笑ましいところですが、そうは言っていられないこともあるようです。

性の対象がお母さんという例もあるからです。もちろん特殊な例かもしれませんが、私も聞いて初めて驚いてしまったことがありました。

中高生になると男の人としての本能が顕著にあらわれることがあるようで、その場合、他の女の子にそれが向かないようにするために、母親が対処するという話を聞いたわけです。

私はそれを聞いて恐ろしくてたまりませんでした。身体が大きくなるので父親でさえ対処ができないとのことでした。他にもあります。

その子は言葉が話せる子でしたが、障害を持っていることで親を責めたり暴力をふるったりしていました。これは目の前で目撃したので、お母さんに同情しました。

同時に子供さんにも同情しました。障害を持って生まれたくなかったよね、でもお母さんもそんなつもりで産んだわけじゃないんだよと言いたかった。

とても激しく暴力をふるっていたのですが、お母さんはただ耐えていました。恐らく普段から暴力を振るわれて、耐えているのだということがわかりますが、その時のお母さんの悲しそうな顔が印象的でした。

男の子も女の子もどちらも同じですね。形は違っても悩みは尽きないものなのです。問題はそれをどうすればいいかということです。

障害を持つ子供を育てることの大変さは同じ

うちの場合は高校生くらいになったら施設への入所を検討しています。悲しいけれどそれしか方法が無いからです。親は年をとっていくので体力的に世話ができなくなるのです。

だから子供にとって良い施設を探さなければならないわけです。ちなみに施設を利用するとデイサービスは切らなければなりません。それも問題があると思います。

障害を抱えている子供を持つ親は、ずっと一生同じ悩みを持ちながら生きていかないといけないのだなと実感しています。

でも障害を抱える子供を育てるシングルマザーの私が一番困っているのが毒親との同居です。この毒親が死んでくれたらもっと娘のことに集中できるのになと思ってしまいます。

とりとめのない話になってしまいましたが、これからも障害を持つ子供のためにできること、悩み、変化についてここでお話していこうと思います。

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