今年、我が子は小学校6年生になりました。最後の小学校生活を送っているわけなのですが、今年になって様々な問題が勃発し、その問題の解決に保護者たちが頑張って奮闘中なのです。しかし学校との話し合いをするも、いまだに何も解決していない状況にガッカリしています。
事の発端は今年の4月、最初の授業参観での様子を見て、保護者全員が愕然としてしまったことから始まりました。この話をする前に、特別支援学校の1クラスの生徒の数と教師の数のバランスについてお話ししなければなりません。
特別支援学校の1クラスの教員数について
この話をすると、健常者の小学校と違う点に驚かれる方もいるかもしれませんが、数が決まっているわけではないようですが、生徒の数に近い人数の先生が担任になります。例えば生徒が4人で4人の先生がつくとかですね。
これは、障害を持っている子供なので、マンツーでつく必要があるケースが多いからかもしれません。しかし生徒数と教員の数が違うケースもあります。それが我が子のクラスです。我が子のクラスの生徒はお話ができないおこさんばかりです。
言葉は発せるけど、学校であったことを保護者に話せる感じではありません。また、体に障害があって激しい運動ができない子とか、ダウン症のお子さんもいます。ダウン症も自閉症スペクトラム障害も、障害のレベルは同じではありません。
そうした点から、生徒の数と先生の数のバランスが大事になってくるのです。ちなみに我が子のクラスはマンツーが必要な子が多いです。というかほとんどマンツーの方がいいレベルなのですが、生徒数が6名に対して先生の数は4名。
これが今問題となっていて学校と保護者で話し合いをしているわけです。多分このまま押し切られて中学生になってしまうのだろうとは思っています。
人権問題に発展するような出来事が連発
実は、この問題が起こる少し前、私の子どもが学校でロッカーの下敷きになったといった連絡が入りました。ロッカーってなに?そんな大きなものあったっけ?と私は疑問に思いましたが、頭も打っていないようですし自宅で診てあげてくださいとのことでした。
ていうか、先生が4人もいて一人もどういう状況だかを把握していないのか?とそっちの方がビックリしました。幸い子供は何も怪我もなくて心配することはありませんでしたが、事情を聞くと、不穏になった児童がロッカーを倒したとの話でした。
児童の名前は伏せていましたが、別に私はそんなことを知りたいとは思いませんし、相手の子にも何も思いませんでした。思うとしたら、そんな行動に出るまで放っておかれたのがかわいそうだと感じました。
不穏が起きてどうしてかわいそうだったのか
不穏は、何か思い通りにならなかったり、何かして欲しいときに要求が通らず、どうしたらいいかわからないときなどに出ます。伝えたいのに伝わらないのでイライラして、自傷行為をしたり他害行為をしたりするケースもあります。我が子は自傷行為のタイプ。
それでもどうにもならないと、今度は大きなアクションを起こします。例えばロッカーを倒そうとしたりね。怖いと思うかもしれませんが、そうではありません。最初に声をあげる、イライラしたときの行動を取ったときに、声掛けすればいいのです。
どうしたの?これしたいの?今はやめておこうね、後でこれやれるよ。といった感じで要求を聞いて、対処すれば問題はないのです。それすらしないからアクションを起こしたわけです。つまり先生が見ていなかった、見ていても放置した結果です。
しかもそれを先生に聞いたとき、「そんなことありました?夢でも見たのでは?」とかいわれました。それはないでしょと思ったけれど、メモ魔の私はしっかり手帳に書いてあったことを伝えました。
すると、あとになってから「お母さんそれありました」と思い出したようです。うーん、つい私は、誰がやったとかじゃなく、子供がそこまで追い込まれた事実があり得ないといっているのですよ!と伝えました。
次の事件はそのわずか数日後に起こった
我が子の事件?から数日後、他の保護者から連絡が入りました。その方のお子さんが学校でひどいことになったとのお話。この話は本当に人権問題に発展する問題なので、詳細は伏せさせていただきますが、一般の学校ならあり得ない問題でした。
テレビ局にでも話せば全国ニュースになるクラスの大事件です。本当はその事件のことで保護者会が行われたのですが、出るわ出るわあとからあとから問題が噴出し、このままだと修学旅行で死人が出ると思って改善を求めたわけです。
しかしこれまで4回も貴重な時間を使って話し合いをしましたが、全く前に進みません。校長がいうには「教育委員会が!」というわけですよね。そこで教育委員会に連絡しましたところ、教育委員会ではなく校長の器次第ですとのことでした。
うーん、どうなっているのだろうか?どちらも罪の擦り合いをしているのか?結局4回も話し合いをしても何も進まないので、怒号飛び交う始末!今後中学校に進学しても高校に進学しても、この教師と生徒のバランスの問題は付いて回る問題です。
もしかしたら日本全国にある特別支援学校を利用しているお子さんを持つ保護者の方は、皆同じ悩みを抱えているのかもしれません。今後成長するに向かって、どんどん現実の辛さを感じていく子供たちに、少しでも楽しい学校生活を送ってもらいたい。
そう思って今後も活動していきます。全てを詳しく掲載できないので、さらっと表面だけを随時こちらでもご報告していくつもりです。