娘が通っているのが特別支援学校です。特別支援学校では将来子供たちが就労支援を受ける施設の見学や説明会を行います。今回は就労支援施設の見学や内容についてお話しします。
就労支援施設ってどんなところ?
就労支援は将来子供たちが生きるためのお金を稼ぐところと言いたいですが、実際には集団生活をしながらお仕事のお手伝いをする場所です。もちろんお給料は出してもらえるので生きるのに困る心配はないかもしれません。
就労支援を行う施設のほとんどは(私が見学したところは)農業関連の施設でした。集団で寮に住んで朝から夕方まで農業のお手伝いをして生活をしています。人数は施設の規模によって違うかもしれませんが、私が見学に行った場所は50名くらいいるのでは?と思うくらい大きな施設でした。
そこで集団生活をしながらお仕事のお手伝いをして暮らしていました。家に帰る子供はどのくらいいるのだろう?もしかしたら盆暮れ正月以外は帰っていないのかもしれないし、中には身寄りが亡くなってずっと施設で生活している方もいるかもしれない。
しかしできる仕事をお手伝いしながら暮らしているし、イベントも行っているみたいなので、そういう施設に就労できればいいかもしれませんね。おしゃべりできる子がほとんどですが、中にはあまりおしゃべりしない子もいたかもしれません。
入所できるレベルはどのくらいかはわかりません。今度どのくらいの障がいのレベルの方が就労できるのかを聞いてみたいと思っています。
就労支援施設の種類は?
私が知っている限りでは『農業』『クリーニング系』です。クリーニング系とは預かった衣服をまとめてお洗濯するお仕事です。表立ってクリーニング店でお仕事をするわけではありません。大きな洗濯機がたくさんあるところでお洗濯をお手伝いする感じです。
施設の見学はしたことありませんが、支援学校の近くに施設があるため、就労できる子は学校に通う感覚でお勤めできるので良いかなと感じました。うちの娘はどうかというと、恐らく就労は難しいので施設に入所といった形になると思います。
他に就労施設はあるのか?調べてはいますが、意外と訓練が可能なお子さんは道がいろいろとあるようです。自宅でできる仕事もありますし働きに出るといったものも多いです。清掃業などは意外と障がい者が就労先に選ぶケースが多いと感じます。
訓練はどこで行うのか?
特別支援学校では農業についての授業を行います。1年を通して農業を体験し、高校生まで農業はお勉強するようです。また、特別支援学校の一部の高等部では、将来就労したい職業に合った授業を受けたりもできるようです。これは普通高校ではない授業ですね。
ほかに訓練を受けられるのは就労訓練を専門に行っている企業などでも受けられるようです。どこにあるかについても調べて紹介できればいいなと思っています。娘は今思春期真っ盛りで不安定な日常を送っていますが、訓練を受けて就労できればいいとは思いつつ、しなくていいよ!とも思います。
私がもっともっと若くて、娘と同じだけ生きて一緒にぽっくりいけるなら、ずっと一緒に暮らして楽しく過ごさせてあげたいと思うけど、悲しいかなそう簡単ではありません。時には心を鬼にしなければならないときもあります。
でも、できれば穏やかな毎日を過ごして欲しいなと思うので、ある程度娘ができる範囲の訓練は受けさせてあげようかなと考えています。皆さんは子供の将来についてどうお考えなのでしょうか?不安が全くないという方は多分いない。だから色んな情報を集めては紹介し続けます。